広告に「CI」という手法がある。「コーポレート・アイディンティ」の略で「企業のイメージ統一」と翻訳されている。あなたの会社は何をしている会社ですか?と問われて、社員の答えが、各人各様では、何をしている会社か世間に理解されないから、答えを統一して企業イメージを確立する手法である。
先日、所属している東京池袋ロータリークラブの上部組織である第2580地区公共イメージ委員会から、『ロータリーって何?という問いをロータリーアン各人に質すと、おそらく100人100様でしょう。これでは、世間の方々にロータリーを理解していただく事はできないでしょう。そこで、「ロータリーは、自分自身と自分の職業を磨きながら、地域や国際社会に奉仕する人々の団体です。その一環として私達のクラブは、地域で青少年育成事業の支援を行っています」と訴えれば、理解されるでしょう』という手紙が届いた。
まさに広告の「CI」の手法である。
そのほか、ロータリーでは色についても、国際ロータリーの公式の色はロイヤルブルー及び金色であると規定している。
ちなみに我が社の「CI」は、11年前の創業25周年に制定した、「私たちは、お客さまとの共働・共創による的確なコミュニケーション事業等を通して、さまざまな経営問題の解決に取り組み、地球人・国際人・地球人としての全ての豊かさの向上と感動づくりに邁進します」というものである。
写真はエスコミュニケーションのシンボルマークとキャッチフレーズ